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2026/04/09(木)

ひどい腰痛で介護の仕事が辛い​​​

カテゴリー:院長ブログ

 

こんなお悩みはありませんか?

 

 ・利用者さんをベッドから車いすに移すたびに、ズキッと腰に電気が走る。

 ・夜勤明けは、腰が痛くて靴下もまともに履けない。

 ・「この仕事を続ける限り、腰痛は仕方ない」と自分に言い聞かせている。

 

もし、今のあなたがこのような状態なら、この記事がお役に立てるかもしれません。

介護の仕事はとてもやりがいがありますが、その分、身体への負担も大きく、とくに腰へのダメージは避けて通れません。

ただ、「介護の仕事だから腰は壊れて当たり前」「年齢的に仕方ない」と諦めてしまうのはまだ早いです。

痛みをゼロにするのは難しくても、「今よりラクに働ける体」に近づける方法は必ずあります。

 

介護職の腰痛がつらくなりやすい理由

 

介護の現場で腰痛が起こりやすいのには、はっきりとした理由があります。

 ・中腰・前かがみ姿勢が多い

 ・利用者さんの身体を「持ち上げる」動作が多い

 ・同じ姿勢での立ち仕事・夜勤で筋肉がガチガチに固まりやすい

 ・人手不足で一人あたりの負担が大きい

 

つまり、「腰に負担がかかる動きが日常的に積み重なっている」という状態です。

これが続くと、筋肉のこわばりだけでなく、関節や椎間板、神経にもストレスがかかり、「動きはじめに痛い」「かがむと抜けそうな感じがする」といった症状へとつながっていきます。

 

 

まずは「今の痛み」を少しでもラクにする対処法

 

ここでは、今すでに腰がつらい方に向けた「対処」をまとめます。

※痛みが強い場合や、足のしびれ・力が入らないなどの症状がある場合は、自己判断せず受診することをおすすめします。

 

 

1. 痛みが強いときは「無理に動かさない」

 

・「ストレッチすればよくなるかも」と無理に伸ばすと、かえって悪化することがあります。

・痛みがピークのときは、できるだけ腰に負担のかからない楽な姿勢(仰向けで膝を立てる、横向きで丸くなるなど)で休むことが優先です。

 

2. コルセットや腰痛ベルトの活用

 

・仕事中、どうしても中腰や抱え上げる動作が避けられない場合、コルセットで腰回りを支えてあげると負担が軽減します。

・ただし、つけっぱなしは筋力低下の原因にもなるため、「痛みが強い日」「重労働の日」など、シーンを決めて使うのがポイントです。

 

3. お風呂で温めて、血流を良くする

 

・ガチガチに固まった筋肉は、血流が悪くなっていることが多く、痛みの原因にもなります。

・シャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かることで、筋肉がゆるみ、痛みがやわらぐケースも少なくありません。

 

 

4. 整体・整骨院・マッサージを上手に利用する

 

・自分では気づいていない姿勢のクセや、負担のかかっている筋肉・関節を客観的にチェックしてもらえます。

・一時的にほぐすだけでなく、「どう動けば腰に負担がかかりにくいか」というアドバイスをもらえるところを選ぶと、日々の仕事にも活かしやすくなります。

 

仕事中にできる「腰を守る」工夫

 

痛みを抑えるだけでなく、「これ以上悪くしない」「少しずつラクにしていく」ために、現場でできる工夫もとても大切です。

 

 

1. 「持ち上げる」から「体重を移動させる」へ

 

・利用者さんを抱え上げるのではなく、ベッドや車いすの高さを調整し、「てこの原理」や「重心移動」を使って動かすイメージを持ちます。

・腰だけで支えず、股関節・膝・足全体で体重を受けるよう意識するだけでも、負担はかなり変わります。

 

2. ベッドの高さを「自分に合わせる」

 

・忙しいと、つい低いままのベッドでオムツ交換や体位変換をしてしまいがちです。

・その数秒の「面倒くさい」が積み重なり、慢性的な腰痛につながります。ベッド高さの調整を「自分の腰を守るための作業」と捉え直してみてください。

 

3. 利用者さんにも「できる範囲で動いてもらう」

 

・すべてを介助するのではなく、「手すりを持ってもらう」「自分で少しお尻を上げてもらう」など、可能な範囲で協力してもらうことで、腰への負担が分散されます。

・ご本人にとっても、筋力低下を防ぐリハビリにつながります。

 

4. 「固まらせない」ための小さな休憩

 

・こまめに1分でもいいので、腰を反らす・肩を回す・足踏みをするなど、同じ姿勢が続かないようにします。

・「トイレに行くついで」「記録の前後」など、日常の動線に組み込むと続けやすくなります。

 

自宅でできる簡単セルフケア

 

仕事が終わってからの過ごし方も、腰痛の重さに大きく関係しています。

 

1. ほんの少しのストレッチ・体操

 

痛みが強くないタイミングで、次のような軽いケアを取り入れてみてください。

 

・もも裏を伸ばすストレッチ(腰を反らさないよう注意)

・仰向けで膝を立て、左右にゆっくり倒す体操

・呼吸を意識しながら、お腹に軽く力を入れるインナーマッスルトレーニング

 

「頑張るストレッチ」よりも、「気持ちいい範囲で続けられる動き」を選ぶことが大切です。

 

2. 睡眠と食事の見直し

 

・夜勤や不規則勤務で睡眠が浅くなると、身体の回復が追いつかず、痛みも取れにくくなります。

・短い時間でも、スマホを控えてしっかり休むこと、バランスの良い食事を意識することは、地味ですが確実な「腰痛対策」です。

 

一人で抱え込まないでください

 

腰痛を抱えながら介護を続けていると、「迷惑をかけたくない」「こんなことで弱音を吐いちゃいけない」と、自分一人で我慢してしまいがちです。

しかし、その我慢が続いた結果、ある日突然、動けないほどの痛みに襲われ、仕事を休まざるを得なくなるケースも少なくありません。

 

・職場の上司や同僚に、現在の状態を正直に伝える

・負担の大きい業務が続いている場合は、配置やシフトを相談する

・医療機関や整体など、専門家のサポートを早めに受ける

 

これらは「甘え」ではなく、「長く現場で働き続けるために必要な行動」です。

 

 

おわりに

 

腰痛がつらいと、仕事だけでなく、家事や趣味、家族との時間まで奪われてしまいます。
「介護職だから仕方ない」と諦める前に、できることはまだたくさんあります。

このブログが、少しでも「痛みと付き合いながら、これからも笑顔で働き続ける」ためのヒントになれば幸いです。

 

 

 

 

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