2025/11/25(火)
肩こり・腰痛は寒さのせい?今からできる冬の対策2
カテゴリー:院長ブログ
温熱療法の活用
寒い季節になると、肩こりや腰痛に悩まされる方が増えてきます。
「冬になると体が痛い」と感じるのは、決して気のせいではありません。
今回は、寒さと痛みの関係、そして効果的な温熱療法の活用方法についてお伝えします。
なぜ寒いと肩こり・腰痛がひどくなるのか
冬場に体の痛みが増す理由は主に3つあります。
まず、気温が下がると血管が収縮し、血流が悪くなります。
筋肉に十分な酸素や栄養が届きにくくなり、老廃物も溜まりやすくなるため、コリや痛みが発生しやすくなるのです。
次に、寒さから身を守るために無意識に体に力が入り、筋肉が緊張状態になります。
肩をすくめたり、背中を丸めたりする姿勢が続くと、筋肉の負担が増大します。
さらに、寒さで運動不足になりがちなことも影響しています。
外出が減り、体を動かす機会が少なくなると、筋肉が硬くなり、柔軟性が失われていきます。

温熱療法とは?その効果について
温熱療法は、体を温めることで血行を促進し、痛みや不調を改善する方法です。
熱の作用により血管が拡張し、血流が良くなることで、筋肉に酸素や栄養が行き渡り、老廃物の排出もスムーズになります。
また、温めることで筋肉の緊張がほぐれ、リラックス効果も得られます。
痛みを感じる神経の興奮を抑える作用もあるため、慢性的な肩こりや腰痛の緩和に効果的です。
今日から始められる温熱療法
1. 使い捨てカイロの効果的な使い方
カイロを貼る場所が重要です。
肩こりには首の後ろから肩甲骨の間、腰痛には腰椎の両側やお尻の上部が効果的です。
低温やけどを防ぐため、直接肌に貼らず、下着の上から貼るようにしましょう。
2. お風呂での温熱ケア
シャワーだけで済ませず、38〜40度のぬるめのお湯に15〜20分ゆっくり浸かることをおすすめします。
全身の血行が改善され、筋肉の緊張がほぐれます。
入浴剤を活用すると、保温効果がさらに高まります。
3. ホットタオルで局所的にケア
電子レンジで温めた濡れタオルを、痛む部分に5〜10分当てるだけでも効果があります。
仕事や家事の合間に手軽にできる方法です。
4. 温熱シートや湿布の活用
市販の温熱シートは、長時間安定した温度を保てるので便利です。
デスクワーク中や就寝時にも使えます。
温湿布は、より深部まで熱が伝わる効果があります。
5. 温かい飲み物で内側から温める
生姜湯やハーブティーなど、体を温める飲み物を積極的に取り入れましょう。
内側から温めることで、全身の血流改善につながります。
温熱療法を行う際の注意点
炎症を起こしている急性期の痛み(ぎっくり腰の直後など)には、温めると逆効果になることがあります。
この場合は冷やすことが基本です。
また、長時間の温め過ぎは低温やけどのリスクがあるため、適度な時間を守りましょう。
糖尿病などで感覚が鈍くなっている方、妊娠中の方は、温熱療法を行う前に医師に相談することをおすすめします。
温熱療法と組み合わせたい対策
温めるだけでなく、簡単なストレッチを組み合わせるとより効果的です。
温まった後の筋肉は柔軟性が高まっているため、ストレッチの効果も得やすくなります。
また、日常的に首や肩を冷やさないよう、マフラーやネックウォーマーを活用したり、腰にはカイロや腹巻きで保温したりする習慣をつけましょう。
適度な運動も大切です。
ウォーキングや軽い体操で、体を動かす機会を意識的に作りましょう。
まとめ
寒さによる肩こり・腰痛は、血行不良と筋肉の緊張が主な原因です。
温熱療法は、これらの症状を改善する有効な方法として、手軽に取り入れることができます。
カイロ、お風呂、ホットタオルなど、自分に合った方法を見つけて、毎日のケアに取り入れてみてください。
ただし、痛みがひどい場合や長引く場合は、専門医や治療院に相談することも忘れずに。
この冬は温熱療法を上手に活用して、快適に過ごしましょう。
体を温めることは、痛みの緩和だけでなく、免疫力アップやリラックス効果も期待できます。
今日から始められる簡単なケアで、冬の不調を乗り切りましょう。









